乾燥肌のたえられないかゆみを何とかしたい
乾燥肌はやがて湿疹になる
カサカサはやがてブツブツに変わります。この状態を皮脂欠乏性湿疹、または掻破性湿疹と呼ぶこともあります。私達の肌は皮脂膜というよくできたオブラートのようなものでおおわれています。これは、毛穴から排出される油分と水分が、絶妙なバランスで混ざったものです。皮膚の水分の蒸発を防ぎ、外部からの刺激をブロックする役割を果たします。カサカサの肌は、この大切な皮脂膜がない状態なのです。ガードがないので、普段なら感じない些細なことにまで、敏感に反応してしまうのです。これが、とにかくかゆい理由です。洋服が触れたり、お風呂で温まったり、ごくあたりまえのことがビビッと電流を起こすのです。そして、かいてしまうと、その場所に傷がたくさんできます。電流→かく→傷。電流→かく→傷。オブラートに包まれていない肌は、つめの刺激をまともに受けて傷だらけ。こうして湿疹ができてしまいのです。
乾燥が肌荒れをひきおこす
湿疹ができてしまったら、もう単なる保湿では治らないと覚悟したほうがよさそうです。薬の力を借りてでもかゆみを抑えなければ、かいては傷つく悪循環を断ち切ることはできません。自己判断をせず、皮膚科の門をたたくことをお勧めします。湿疹はどんどん広がります。ぼつぼつの一つ一つが膿み始めたら今度は痛くもなるでしょう。腫れが引いても痕が残ってしまいます。皮膚の炎症を抑える塗り薬には、効き目の強さによって段階があります。でき始めたばかりならば、強い薬を使わなくても必ず状態は落ち着きます。かゆみにイライラしているよりも、専門家の診断を受けてください。
肌荒れがひどくなると?
乾燥肌を放置すると湿疹がおき、早めに処置をしないと、乾燥性皮膚炎という病名までついてしまいます。ぶつぶつから血がにじんだり、じゅくじゅくしてきます。こうなると、何が触れても痛いし、炎症が悪化するという、身の置き所がない状態です。シーツもストッキングも、お風呂のお湯も石鹸も、ありとあらゆるものでひりひりするのです。こうなると、治療にも時間と根気が必要になります。乾燥肌が乾燥性皮膚炎に進んでしまわないように、早め早めの対策が不可欠です。
乾燥肌の原因を知ろう
肌が乾燥する原因は私達の生活に溢れています。例えばエアコン。それから、睡眠不足など不規則な生活。空調は、肌の表面から直接水分を奪っていきます。一年中、私達はエアコンのお世話になっています。家庭では使わない時期でも、勤め先や買い物に出かけた先で動いています。不規則な生活や疲労も、乾燥肌の原因です。エアコンのようにわかりやすく蒸発させるわけではありません。でも、皮膚の奥深くで新陳代謝を邪魔し、じわじわと干からびさせていくのです。こちらの方が、手ごわい敵かもしれません。
▼玄米の力で肌が改善できた!
久司 道夫 東洋経済新報社 2004-09 おすすめ平均: ![]() 現代の人間は全員読むべし。 久司マクロビオティックの基本がわかる 響きました! |


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